太陽光発電システムの存在意義が高まる中で、最近注目を集め始めたのが『CSI薄膜系太陽電池パネル』です。
薄膜系と結晶シリコン系の大きな違いは、シリコンではなく銅(Copper)・インジウム(Indium)・セレン(Selenium)が主な材料になっていること。これら3つの素材の頭文字をとって、CISと呼ばれているのです。
結晶シリコン系の太陽電池パネルは、大体200~300μm(マイクロメートル=1mmの1/1000)の厚みがあります。これに比べて、CSI薄膜系は2~3μmと、従来の1/100程度の厚さ。製造にかかるエネルギーが少なく、鉛やカドミウムといった資源を使わないので、環境に優しい太陽電池パネルといえます。
また、結晶シリコン系が青色なのに対し、CSI薄膜系は黒を基調とした色合いが特徴。黒は太陽光の吸収率が良く、落ち着いた印象で屋根にも映えます。加えて、1枚あたりのパネルの面積もシリコン系に比べて小さいので、屋根のスペースが狭くても効率よく設置できる利点もあります。
そしてもう一つ注目なのが、影の影響を受けずに発電できること。詳しくは「CIS薄膜系・結晶シリコン系徹底比較」のページで解説しますが、太陽電池パネルに影が差しても発電を続けられます。家の側に電柱や大きな木などがあったりする家には、特におすすめできるかと思います。
では、CIS薄膜系太陽電池パネルのメリットとデメリットをまとめてみましょう。
【メリット】
【デメリット】